ここ数年、日本のダーツ界で変化が起きている——以前はタトゥーを隠していたプロ選手の中に、公然と見せるようになった人が出てきた。この記事ではその変化の実例とタイミングをまとめる。
岩田夏海:隠す側から見せる側へ
プロ選手の岩田夏海は2018年11月のインタビューで、タトゥーはあまり目立たない場所に入れていて「試合では今後も隠していく」と語っていた。それが2023年10月頃から、JAPAN LADIESの試合でタトゥーを見せて出場するようになった。
山田勇樹:国内は隠す、海外では見せる
「ヤンマー」の愛称で知られる山田勇樹は、2019年のPDC世界選手権では一切隠さずタトゥーを見せて出場し、「国内では隠す、海外では見せる」という対比を作った。本人はX(旧Twitter)で、PDC選手のGaryの影響でタトゥーを入れる決心をしたと投稿している。
浅田斉吾も一例
2024年4月頃から、浅田斉吾も半袖の下にうっすらタトゥーが見えると観測されている。
転換点はおよそ2023〜2024年、考えられる背景
3人ともTRiNiDAD Undisputed契約選手で、あるダーツメディアはこの変化について、同ブランドが世界標準の文化を前提に選手をサポートしていることが背景にあるのではと推測している——これは一つのメディアの見方であって、公式な発表ではない。より大きな文脈で見ると、日本社会のタトゥーに対する姿勢もここ数年で緩やかに変わってきている:2015年には、大阪市が公務員にタトゥーの有無を調査しようとし、それを拒否した職員が処分を受けて提訴した事件があった。争点はこの調査がプライバシー権を侵害するかどうかで、ダーツとは直接関係ないが、当時すでに社会全体がタトゥーを自己表現の一形態として捉え直し始めていたことがうかがえる——ダーツ界だけの動きではない。
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