左利きのダーツはどう投げる?答えはシンプルで、動きの理屈は右利きとまったく同じ、ただ全部が左右反転になるだけです。ネットの解説はほとんど右手で説明しているので、サウスポーは「どっちの足を前に?」「どこに立つ?」でつまずきがち。この記事では構え、立ち位置、グリップ、道具を左手の目線で説明し直し、最後にプロで最も有名なサウスポー、James Wade を紹介します。
左利きの構え:左足が前、あとは鏡に映すだけ
右利きは右足が前なので、左利きは左足が前。左足をスローラインの近くに置いてつま先はだいたいボード方向、右足は後ろで重心を支えます。肩・ひじ・ダーツを一直線にして狙い、腕に合わせて体をひねらないこと。ラインを越えてはいけないのは足だけで、上半身は前に傾けてもかまいません。
足の開き方や前足の角度は人それぞれ。しっくりくる位置が見つかったら毎回同じように立つことが、「正しい形」より大事です。基本動作はダーツの投げ方にまとめています。
スローラインのどこに立つ?左腕をブルに合わせる
ターゲットに合わせるのは投げる腕で、体の中心ではありません。左利きは腕が体の左側にあるので、ラインのど真ん中に立つと腕は中心より左にずれます。そのため多くの人は少し右に寄って立ち、左手・目・ターゲットを一直線にしています。
正解はひとつではなく、プロでも真ん中に立つ人、大きく端に寄る人がいます。カウントアップで3か所(真ん中、少し右、さらに右)を試して、いちばんスコアが安定した位置に決めましょう。横に動くとボードまでの距離がわずかに長くなり、刺さる位置が少し下がることもあります。
グリップ:右利きと同じ、手が逆なだけ
グリップに左右の区別はありません。初心者に多いのは3本指:親指をバレルの下に添え、人差し指と中指で上から支える形。不安定なら薬指を足して4本指に。大事なのは力を抜くことで、ダーツは握力ではなくリリースのタイミングで飛ばします。ひじは蝶番のように固定し、最後に手首で押し出します。
台もルールも利き手は関係なく、Phoenix の台もカウントアップもクリケットも同じです。クリケットと 501 の遊び方もどうぞ。
左利き専用のダーツは必要?
不要です。ほとんどのバレル・シャフト・フライトは中心軸に対して対称に作られているので、左右どちらの手でも使えます。選び方も右利きと同じで、バレルは中くらいの重さから、フライトは安定しやすい大きめのスタンダードから。詳しくは初心者向けダーツ道具の選び方とダーツのセッティングへ。自分のダーツが欲しくなったら AI DARTS のオンラインダーツショップをのぞいてみてください。
プロのサウスポー:James Wade
トッププロの中で左利きは少数派です。アメリカのダーツ用品店 A-Z Darts の記事によると、2021年の PDC ツアーカード保持者128人のうち左利きは8人だけ。中でも有名なのがイングランドの James Wade(ジェームス・ウェイド)、愛称 The Machine。史上最も実績のあるサウスポーとよく言われ、2007年 World Matchplay、2009年プレミアリーグ、UK Open は2008・2011・2021年の3回優勝しています。
試合を観るときは立ち位置とリリースに注目してみてください。左利きなら、左利きの選手をそのまま真似するのがいちばんの近道です。
よくある質問
左利きはダーツで不利?
ルールも台もボードも練習方法も同じです。プロに左利きは少ないものの、James Wade のように左手でトップまで行った選手がいます。
右利きの解説動画で練習できる?
できます。画面を左右反転したつもりで、足・手・立ち位置を全部入れ替えれば、あとは同じです。
AI DARTS で練習できる?
できます。台は24時間セルフで、店のダーツは左右どちらの手でも使えます。立ち方がわからなければスタッフに聞いてください。会員になれば練習の成績でポイントも貯まります。
左利きのための別の教科書は要りません。鏡に映すだけです。3か所の立ち位置を試しに来るなら、セルフ式ダーツの使い方からどうぞ。